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施し
鐘楼の屋根に、根を張っている草や松葉が見られます。自然の雄大さが感じられるため、そのままにしておくことも可でしょうが、景観上 何とかしたいとずっと思ってました。
ある世話人さんに、別の話しの続きから「鐘楼の屋根の松葉が気になる」と申し上げたのが、昨日(4日)です。
今日(5日)朝、「昨日話していた松葉、今から落としに行っても良いですか」との ありがたい電話を、その世話人さんから頂戴します。何の気なしに言った言葉を覚えていて下さり、早速
行動に移して下さったのです。
お陰様で、とてもきれいになりました。
鈴木隆泰氏は「道徳と宗教-人はなぜ施しをするのか-」{国立情報学研究所サイト内への直接リンクです。携帯画面では見にくいと思われます。}において、宗教的見地から行う 救済・施し の良さを確認しています。その中で、施しという修行を行う者としての菩薩の心構えを紹介しているのですが、まさにその姿こそ、この世話人さんの姿でした。
(施しを受けた側が、このように書くのは 恥ずかしいですが…。)
2008年10月5日記
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