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Q
新盆の時と一周忌(中略)の時のお仏壇周りの飾り等をどうしたら良いのか分かりません。(某氏)
A
最初にお断りしておきたいことは、「こういう風に飾ります」という全国的に統一された決まりはありません、ということです。質問者様の地域にあった飾り付けをするには、御親戚や御近所さんなどの詳しい方にお尋ね頂くのが一番です。
ここでは、法福寺のお棚を基に 寺泊地域で一般的な 飾り付け方について、ご回答申し上げます。
なお、新盆だから特別に飾り方を変える、といった習慣は、少なくとも寺泊地域ではないようです。
特徴を列挙します。
・お棚は、お曼荼羅をお飾りした床の間に設置する(棚の代わりにテーブルを用いたり、それを床の間ではなくお仏壇の前に飾ったりするお宅もある)。
・まこもを敷く。
・一番上の段にお位牌を安置する。
・手前左右に竹を立て、高さ1m〜1.5m辺りを縄で結ぶ(四隅に立てる地方もある)。法福寺では、そうめんなど(後述)をつるしやすくするため、木の棒を用いている。
・縄に、そうめん、ほおずき、お飾り用の白ナス・なしなどをつるす。
・お花一対、お膳、野菜、果物、お菓子などをお供えする。野菜などは、故人の好物や旬のものがよい。お肉やお魚、臭い強い野菜(ニラやネギなど)は避ける。
・水の子(ナス、キュウリをさいの目に切ったもの)、ミソハギの花を束ねたもの、お水を用意し、お参りの際、ミソハギの花で 水の子に お水を掛ける。
なお、関東方面では、ナスやキュウリにおがらや(その代用で)ようじを刺し、牛と馬に見立てる風習がある(寺泊ではしない)。
また、竹に結び付けてある五色の旗は、一般家庭では見られない。
サイト経由で頂いた御質問より
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